Happy Method

健康的な心・体・思考・行動・習慣で幸せに生きる方法





『ハーバードの人生を変える授業』幸せになるための52の教えと習慣

ここ数日、ブログで参考図書としてご紹介している『ハーバードの人生を変える授業』。 

 

ハーバードの人生を変える授業 (だいわ文庫)

 

この本を知ったのはつい最近のこと。

図書館で偶然見つけて、どんな内容かもわからずに手に取ったのがきっかけでした。

まさかここまで幸せに関することが書いてあるとは思わなかったのでビックリしています。

(単行本の発売は2010年なので、決して新しい本ではないですし、もしかしたらご存知の方も多いかもしれません)。

 

いつも思うことですが、必要な時にタイミングよく出会える「本との出会い」はすごいなと思います。

そんなわけで、ここ数日、この本に載っているメソッドを交えながらブログを書いておりましたが、本日はこの本の要所要所に書かれている「幸せに関するエッセンス」をご紹介したいと思います。

52項目あるのですべてが必要なものではないのですが、幸せについて色々とモヤモヤしている方には何かしら気づきや得るものがあるのではないかと思います。

お時間があればぜひ読んでいただきたい1冊です。

 

【目次】
1.感謝する
2.習慣化する
3.運動する
4.仕事への考え方を変える
5.意義を見出す
6.思いやりの心を持つ
7.困難から学ぶ
8.すべてをシンプルにする
9.プロセスを楽しむ
10.理解し理解される
11.失敗から学ぶ
12.完璧主義を手放す
13.価値ある行動をする
14.安全圏から出る
15.感情を味わう
16.一貫性を持つ
17.最高の瞬間をつかむ
18.長期的な関係を作る
19.親切な行動をする
20.いいところを探す
21.「ありがとう」を言う
22.回復する
23.パートナーシップを築く
24.解釈を変える
25.子を育てる
26.これまでを振り返って
27.悲しみにうちかつ
28.期待をコントロールする
29.自分に優しくする
30.成熟する
31.本来の自分に戻る
32.「わからない」を受け入れる
33.嫉妬から学ぶ
34.内なる声を聞く
35.自分の感情を理解する
36.受け入れる
37.偉業を観察する
38.「ありがたい敵」を作る
39.可能性を信じる
40.人を伸ばす
41.決断をする
42.安心できる場所を作る
43.親密な関係を作る
44.バランスをとる
45.お金を理解する
46.本当の目標を知る
47.転職を見つける
48.気持ちを切り替える
49.深く根を張る
50.心を開く
51.未来から今を眺める
52.全体を振り返って

 

 『ハーバードの人生を変える授業』の著者、タル・ベン・シャハーについて

まずは著者のタル・ベン・シャハーについて。

タル・ベン・シャハーは心の健康や人がよりよく生きることについて研究する学問「ポジティブ心理学」の若手の第一人者。

ポジティブ心理学の研究範囲は楽観性、ポジティブ感情、レジリエンス(逆境からの立ち直り)、幸福、価値観、強み、ポジティブな人間関係、ポジティブな組織開発など多岐にわたり、多くの著名な学者が研究に関わっており、毎年国際学会も行われているそうです。

幅広い研究対象があるポジティブ心理学の中でもタル・ベン・シャハーは「幸せ」研究の第一人者。

16歳の時にスカッシュのイスラエル・チャンピオンになったものの幸せにならなかったという過去があり、その経験が「幸せ」を研究する原点となったそうです。

 

2002年、タル・ベン・シャハーはハーバード大学でポジティブ心理学のクラスを受け持ち始めます。

その授業は2006年にはハーバード大学で最も人気のある授業となり、多くのメディアでも取り上げられることになりました。

そしてこの講義は多くの学生の人生を変えたと言われたことから「伝説の授業」となり、そのエッセンスを52講にまとめ、理論とアクションプランを提示したのがこの本だということです。


『ハーバードの人生を変える授業』内に記されている幸福に関すること

タル・ベン・シャハーが「幸せ」研究の第一人者ということもあり、この本には多数の「幸せ」に関することと、それに関するアクションプランがわかりやすく書かれています。

ここでは幸せに関する考え方についての要点をまとめます。

 

・幸福は人生における客観的な出来事で決まるのではなく、出来事をどのように解釈するかという主観的な心の動きによって決まるもの。

・他者の役に立てば立つほど、私たちの幸福感は大きくなっていく。

・本当に幸福になるためには、不快な感情や辛い体験が必要。

・人は困難を克服することで幸福になれる。

・幸福は尽きることのない無限の資源。ひとりの人間がどんなに多くの幸福を手に入れても他の人の取り分が減るということはない。

・幸せな人生を送るためには、自分には幸せになる資格があると感じなくてはいけない。

・人は自分が幸福になる価値があると感じているときのみ、人生の究極の宝物を受け取ることができる。

・私たちのほとんどは、もっと幸せになれる能力を生かしきっていない。

・いつも幸せでいたいと思っていると、失敗や失望感を招くことになる。

・あら探しをする人間は、どんなに成功しても幸せを長く感じることはできない。

・最大限の幸せを感じるには、社会的な価値基準にとらわれることなく、自分がしたいと思うものを見つける必要がある。

 

幸福に関する研究データ(富と遺伝子)

ここでは、「幸福と富」「幸福と遺伝」についての研究と研究結果についての要点をまとめます。

 

【富と幸福の関係】

・ノーベル経済学賞受賞者であるダニエル・カーネマンは、ここ数年研究対象を「幸福」に移しており、彼とその研究仲間は「富と幸福の間の関連性は低い」ということを発見した。

・『サイエンス』誌に発表された研究結果は、「高収入があると幸せになれると広く思われているが、平均以上の収入がある人は比較的人生に満足してはいるが、その時々の体験において他人と比べて幸せを感じているわけではない」という内容だった。

 

【遺伝と幸福の関係】

・幸福には遺伝的な要素もあるが、遺伝子は厳密な値を決めるものではなく、一定の範囲を示すもの。

・幸福についての論文の批評で、ソニア・リュボミルスキー、ケノン・シェルドン、デイヴィッド・シュケイドの3人は、人々の幸福は「遺伝的に決まっている幸福に対する感性」「幸福に対する感性」「幸福に関連する環境的要因および幸福に関連した活動と実践」という主に3つの要因によって決定されるとしている。

・3つの要因の中の「幸福に関連した活動と実践」については自分でコントロールでき、リュボミルスキーらによれば「持続的に幸福を大きくしていくための最大の機会を提供する」もので、人は今以上に幸せになることができる。

 

幸せに関する著名人の名言

最後に、幸せに関する著名人の名言をご紹介して終わります。

ちなみに私がこの書籍内で一番素敵だなと思ったのは、タル・ベン・シャハー(訳者は成瀬まゆみさん)の「得られる幸福に限界はない」という言葉でした。

「一本のろうそくから何千本ものろうそくに火をつけることができる。かといって、それで最初のろうそくの寿命が短くなることはない。幸福は、分かち合うことで決して減らない」(仏陀)

「ほとんどの人は、自分がなろうとしたぶんだけ幸せになれる」(米国16代大統領 エイブラハム・リンカーン)

「幸福は自分しだいである」(哲学者 アリストテレス)

 

本日も「Happy Method」をお読みくださり、ありがとうございました。

このブログで、何かひとつでもタル・ベン・シャハーの幸せに関するエッセンスが伝われば幸いです。