Happy Method

健康的な心・体・思考・行動・習慣で幸せに生きる方法





桜の開花と冬並みの寒さ〜春のお天気が健康に及ぼす影響とは

 

4月になりましたね。新年度を迎え、新たな気持ちでいる方も多いのではないでしょうか。

東京都では今日、数日ぶりに晴れ間が広がり、全国で最初の桜満開のニュースがありました。けれども連日の寒さで、全国的には桜の開花が遅れているそう。4月になったとはいえ、不安定なお天気と冬物のコートが手放せない寒い日が続いているので、出かける時のお洋服の選定にも時間がかかり、困ってしまいますよね。春服への衣替えもなかなかできません。

この春特有の不安定な気候や気温は、思っている以上に私たちの心身の健康に悪影響を与えています。

本日は、春特有の気候や気温による健康面での影響についてまとめてみました。春の体調不良を防ぐひとつの知識として役立てていただけたら幸いです。

 

気象と春の天気の特徴

人間には気象(気温や気圧など大気の状態や、雨・風・雪など大気中で起こる諸現象 )の変化や周囲の環境に自分の体を適応させ、安定した状態を保つための機能(ホメオスタシス)が備わっています。そのため、気象の変化が物理的なストレッサーとして体に影響を及ぼしてもうまく対応し、通常は体のバランスを保つことができています。

けれども春は気温や天気の変化が激しい日が多いため、冬から春への季節の変化に体が対応できなくなることも。そして、天候の変化にストレスを感じるようになると、自律神経の働きが乱れ、体調を崩す人が増えていきます。

このような、気温や湿度、気圧などの変化によって引き起こされる病気のことを「気象病」と言います。気象の中でも健康に深く関わっているのは気温です。気象病には個人差があり、感じ方の違いや体の反応は異なりますが、すべての人が気象の影響を受けています。

【春の天気の特徴】
・晴れ、曇り、雨と、天気が変わりやすい
・他の季節に比べて強風が吹きやすい
・天気や時間帯による気温の寒暖差が激しい
・日照時間が長くなっていく

 

気温が人間の体に与える影響

人間の活動に適した気温

個人差はありますが、人間が活動するのに最も適した室内温度は夏が25℃~26℃、冬は18℃~20℃程度であると言われています。この範囲を超えると様々な不調が現れやすくなります。春は、季節の移り変わりに合わせて、夏と冬の間の気温である20℃~25℃に移行するイメージです。

天気による1日の寒暖差の違い

通常、気温は14時から15時ごろにかけて最高値に達し、明け方に最低値となります。この1日の最高気温と最低気温の差を「日較差」といい、昼間に太陽の熱が地面を温め、夜になると地面からその熱が放射されるために起こる温度差です。

曇りや雨の日は昼間の太陽光が雲に遮られるため、地面は温まりにくく、夜は雲によって地面から熱が上空へ逃げていくため、日較差はそれほど大きくなく、翌朝の冷え込みはあまりありません。

けれども晴れた日は夜になると昼間に温められた地面からの熱が雲のない上空に逃げるため、気温が下がり、翌朝の冷え込みは大きくなります。
晴れた日の夜から明け方にかけて冷え込みが厳しくなるこのような現象を「放射冷却」といいます。

風の体感温度

風が吹くと、実際の気温と感じる体感温度に差が出ることはご存知だと思いますが、実際にどのくらい違うかご存知ですか?

目安としては、風速1mで体感温度が1℃下がると言われています。風の強い日は、夕方から急に寒さを感じることがあるのはこのせいです。

気温の急激な変化は体調不良の原因に

人間は温度変化の刺激を感じ取るセンサーによって、暑さよりも寒さに敏感で、反応もしやすくなっています。そのため、気温が急激に下がると体の不調が現れやすくなります。特に5℃以上の急激な気温の変化は自律神経の切り替えが激しくなるので、1日に自律神経が何度も体温調節をすることになると、疲労感がとれにくく、体が重く怠いなどの不調が現れやすくなります。

 

春の気象に合わせて服装を選ぶポイント

気温が変わりやすい春は、朝、着ていく洋服を選ぶのにもひと苦労ですが、気温5℃の変化は、洋服1枚で調節するとよいと言われています。例えば、前日よりも気温が5℃低い日は、洋服を1枚多く着ればいいということ。
また、気温だけでなく、湿度が低い日や風が強い日は体感温度が実際に気温よりも低くなるので、気温変動が激しい春は、薄手のカーディガンやさっと羽織れるストールなどを持ち歩くと安心です。

 

春の不調を未然に防ぐには

気象の変化によって自律神経が乱れ、不調が多くなる春は、普段から自律神経を調えるよう心掛けることがとても大切。

姿勢が悪い方は、筋肉が凝り固まって筋肉内の血管が圧迫されて血流が悪くなり、自律神経の乱れにつながるので、意識して姿勢を正すようにしましょう。

また、忙しくても夜はシャワーで済ませず、毎日入浴することも、自律神経を整える良い方法です。38℃~40℃のぬるめの温かいお風呂にゆっくりと浸かって血液循環を良くし、交感神経と副交感神経のバランスを整えましょう。

 

天気予報をチェックして体調不良を防ぐ

春は気象の変化で誰もがストレスを抱えやすい時期。普段、天気予報で気温や風速などを細かく気にしている方は多くはないと思いますが、天気予報を参考にして、気象による体調不良を防ぐことは可能です。

気象の変化に合わせて生活することも、健康・幸せに生きるためのひとつの手段。お天気は仕方がないと諦めず、不調を防ぐ方法として、色々と実践してみてください。

 

本日も「Happy Method」をお読みくださり、ありがとうございました。
不安定なお天気が多い春ですが、皆さまが明るく晴れやかな気持ちで、元気に過ごすことができますように。