Happy Method

健康的な心・体・思考・行動・習慣で幸せに生きる方法





今を幸せに生きる知恵~ブッダの教え=「仏教」を気軽に学ぶ方法

f:id:emu777:20180512012541j:plain

 

今週末の4月8日(土)は灌仏会(かんぶつえ)。

漫画家・中村光さんの『聖☆お兄さん』の主人公のひとり、目覚めた人・ブッダの誕生を祝い、お寺などで花祭りが行われる日です。

最近では「ブッダ(お釈迦様)の名言・教え」などが取り上げられることも多くなりましたが、「仏教」というとやはり難しく、そして宗教色を強く感じてしまう方も多いのではないでしょうか?

以前、あるお坊さんが「仕事や恋愛、人間関係で大なり小なり、現代人は悩みを抱えているので、仏教の教えをうまく利用して楽になってもらいたい」というお話をされているのを聞き、ビックリしたことがあります。仏教(仏の教え)は難しいことではなく、今も幸せに生きる知恵としてとても有効なものだという一方で、それを多くの人に伝える機会がなかなかないというのです。

私は一般的には「無宗教」と分類される立場の人間ですが、本日は、ブッダの教え(仏教)と、もっと仏教を身近なものにして、今を幸せに心地よく生きる方法についてまとめてみたいと思います。

 

 

 

仏教の開祖・ブッダとは?

約2500年前、現在のネパールで、釈迦族という部族の王子として生まれました。王子としての生活を送る中で結婚、男の子にも恵まれましたが、苦しみや悩みを背負って生きる人間の本当の姿に気づき、29歳のときに、その解決と真理を求めるために出家します。出家後は6年もの間、苦行を行いましたが、その無意味さを理解すると、現在のインドにあたるブッダガヤの菩提樹の下で静かに瞑想に入り、やがて悟りを開きました。

悟りを開いた後は、現在のインドにあたるサールナートという場所で、以前苦行を共にしていた5人の修行者に説法をし、この5人を弟子とします。そして、亡くなった年はいくつか説がありますが、インドのクシナガラで亡くなる80歳まで、各地を巡り、伝道を続けました。

また、ブッダは様々な名前で呼ばれていますが、大体こんな感じで使い分けられています。

・ゴータマ・シッダールタ:幼少のころ、悟りをひらくまでの名前。
・ブッダ(仏陀):「悟った者、真理に目覚めた人(覚者)」という意味で、悟りをひらいた後の呼び名。
・釈迦:一族の名をもとにした名前。
・釈尊:釈迦牟尼世尊(しゃかむにせそん)の略。釈迦族の聖者という意味。

 

ブッダの悟り~仏教の基礎となったこと

世の中のすべてのものは、絶えず移り変わり、その姿を刻々と変えていますが、私たちはそれを認めず、欲望からそれらを自分の思うようにしたいと願います。けれども、それが叶わないため、人間の悩みや苦しみは生まれてくる――

この真理に最初に気がついたのが、ブッダだと言われています。

そして、その心理に気づき、苦しみの原因をなくすことができれば、迷いを離れ、悟りを得ることができと説きました。その解決のための方法を示したものが、「八正道(はっしょうどう)」と呼ばれる、悟りに到達することができるという教え(方法)です。

八正道

1.正見(しょうけん):正しく物ごとを見る
2.正思惟(しょうしゆい):正しく物事を考える
3.正語(しょうご):正しく物事を話る
4.正業(しょうごう):正しい行いをする
5.正命(しょうみょう):正しい生き方をする
6.正精進(しょうしょうじん):正しい努力をする
7.正念(しょうねん):正しい道を思い念ずる
8.正定(しょうじょう):心静かに精神を持ち、正しく心を整える

 

仏教を気軽に学ぶには?

上記でご紹介したことはほんの触りで、実際はもっと奥深いもの。その奥深いブッダの教えをわかりやすく学ぶ方法としては以下がおすすめです。

お寺に行く

仏教とは、「仏の教え」と書くとおり、仏教の開祖・ブッダの教えに従い、悟りと解脱を求める宗教。その教えをわかりやすく教えてくれるのが、お寺のお坊さんたちです。檀家さんではない限りなかなか行く機会のない、そして行きづらい場所ですが、今週末にお寺で行われる灌仏会(花まつり)を機に、まずは一度足を運んでみてはいかがですか?仏教(ブッダの教え)に触れる機会が必ず一度はあると思います。

4月8日(土)当日に灌仏会(はなまつり)が行われるのは、有名なお寺では、東京都港区の増上寺と神奈川県の鎌倉にある長谷寺です。今年は土曜日なので、その他にもご近所のお寺で行われるかもしれませんので、気になった方は調べてみてくださいね。

【灌仏会とは】

仏教行事のひとつで、ブッダの誕生日と言われている4月8日に、誕生仏に甘茶や香水などをかける法会です。様々な草花で飾った花御堂に誕生仏を安置することから、一般的には「花祭り」の名で親しまれています。小さな子どもがお化粧をして着飾り、決まった経路を練り歩く「稚児行列」は、子どもの健やかな成長と守護を祈願する伝統行事で、3回参加した子は幸せになれるという言い伝えがあるそうです。

灌仏会は、降誕会(ごうたんえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、浴仏会(よくぶつえ)、龍華会(りゅうげえ)、花会式(はなえしき)などと呼ばれることもあります。

 

まずはお寺で行われるイベントに足を運ぶのがいいカットもいますが、お寺へ行くのは敷居が高い、という方は、お坊さんが常駐している飲食店も最近は増えているのでそこへ足を運んで人生相談をするのもいいですし、お坊さんを招いたワークショップや、お寺でイベントを行っている「寺子屋ブッダ」を活用するのもいいと思います。お坊さんの書いた仏教に関する本を読むこともいいかもしれませんが…個人的には、実際にお坊さんにお話を聞いた方がわかりやすいと思うので、読書をするなら名言(迷言…?)がたくさん載っている『聖☆お兄さん』がおすすめでしょうか…。本格的に学ぶなら「仏教検定」受験もいいかもしれません。

心地よく幸せに生きる知恵のひとつとして、ぜひブッダの教えを生かしてみてください。

 

本日も「Happy Method」をお読みくださり、ありがとうございました。
皆さまが仏教の知恵を生かし、幸せな日々を過ごすことができますように…。

 

【参考】公益財団法人 全日本仏教会(WFB(世界仏教徒連盟)日本センター)