Happy Method

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『逃げ恥』風見さんに学ぶ、自尊心が低いあなたがまずすべきこと

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TBSの火曜ドラマ『逃げ恥(逃げるは恥だが役に立つ)』。恋ダンスとともに人気のこのドラマ、例にもれず私も毎週楽しみに見ています。

特に、昨日放送された第8話はとても秀逸でした。中盤から後半にかけては、恋愛心理学について学んでいるような気持になってしまいました。

新垣結衣さん演じるみくりちゃんの指摘などもあり、たびたび露見される、星野源さん演じる平匡(ひらまさ)さんの自尊心(自尊感情)の低さ。これには人のふり見て我がふり直せ的なメッセージが強いのか、「私も自尊心が低い人間かも…」とドキドキしているのは私だけではないと思いますが、昨日の内容は、平匡さんだけでなく、見ている私たちにも追い打ちをかけるというか、考えさせられる展開だったように思います。

自尊心は個人の幸福感や幸福感度にものすごく関係のあるもの。
本日は、自尊心とは何か、どうすれば自尊心(自尊感情)の低さを克服して高めることができるのかについて考えてみたいと思います。

 

 

 

自尊心(自尊感情)とは?

私が自尊心という言葉を初めて知ったのは学生のころでした。夏目漱石の『こころ』を題材に授業で「自尊心とは何か?」を勉強したのですが、日本語らしい奥深さというか、難しさを感じる言葉です。
辞書で調べてみると、

デジタル大辞泉
自分の人格を大切にする気持ち。また、自分の思想や言動などに自信をもち、他からの干渉を排除する態度。プライド。

大辞林 第三版
①自分を優秀な者だと思う気持ち。尊大に構える心。プライド。
②自分の品位を保とうとする心。プライド。

このように、英語にすると「プライド」となってしまったり、端的に言ってしまうと「高慢」のようなイメージとなってしまい、言葉のニュアンスが難しいなと思うのですが…
「人として不必要に自己卑下をすることのない、適度なプライド」「適切で健やかな自己愛」といったところでしょうか。

『逃げ恥』でいうと、平匡さんはもっと恋愛面で自信をもっていいのに、といった感じでしょうか。

 

自信に必要な「成功」と「外見」

心理学・生理学の観点から、口ぐせが人間の脳と人生に及ぼす影響を研究し、日本人に最適の成功法則として「口ぐせ理論」を提唱した、医学博士・理学博士・農学博士である佐藤富雄先生の著書に書いてあり、妙に納得したことですが、人間が自信を持つには、

・男性は仕事で成功する
・女性は外見を磨き美しくなる

ことが、解決の近道になるのだそうです。
実際には、男性が外見で、女性が仕事の成功で自信を持つケースも見てきましたが、大概どちらかに自信を持てるようになることで、その人の自尊心は高まっていることを見てきました。

だけど…『逃げ恥』の平匡さんには、上記のロジックがあてはまらないんですよね。ドラマ内では、仕事ができるような印象の描写も多いし、実際、住み込みの家政婦さんを雇えるだけの経済力=みくりさんとの契約結婚ができる甲斐性もあるのに、恋愛となると、一気に自尊心が低くなってしまいます。

実は私も、平匡さんの姿に自分が重なり、落ち込むことがありました。それでは、自尊心を高めるためにはどうすればいいのでしょう?

 

自尊心の低いあなたがまずすべきこと

自尊心が低い人が、自尊心を高めるためにはどうすればいいのか?

そこで、大谷亮平さん演じる風見さんの、過去の回想シーンです。私がハッとさせられたのはここでの風見さんの辛辣な一言。
風見さんの昔の彼女が(中学生か高校生)、モテる風見さんに対して、冴えない自分が風見さんの彼女であることが辛い、という告白をします。その時の彼女に対して、大人になった風見さんが言います。「自分ばかり見ている彼女に何を言えばよかったんでしょう?」と。
風見さんは、彼女のことが好きでした。でも、彼女は風見さんではなく、モテる風見さんの彼女として不似合いな自分、のことしか考えられなくなってしまっていたのです。

好きな人と一緒にいられるのに辛い、という経験のある方は、もしかしたらこの風見さんのように、自ら辛い現実を招いてしまっているのかもしれません。

この風見さんの一言で、私は自尊心を高めるよりもまず、やらなければならないことがあると思いました。

自尊心が低いかも、と思っている方が、まずすべきこと。

それは、フォーカスの対象を変えることです。自分ではなく、別の誰かや何かに

風見さんのケースでいうと、もし彼女が自分ではなく、風見さんのことを見ていれば、風見さんの気持ちに気づくことができて、おそらく幸せなお付き合いを続けることができたと思います。

自尊心の低い人たちに共通するのは、必要以上に自分を主語にして物事を見てしまっていること。また、事実はひとつですが、その事実を解釈する見方はたくさんあり、その解釈の仕方にも、幸福感度の高さ、低さは関係します。
主語が自分だったとしても、人気者の風見さんには不似合いな私、ではなく、好きな人と付き合うことができている幸せな私、という考え方ができていれば、ふたりはもっと良いお付き合いができたのではないでしょうか。

今回の風見さんの言葉で私が学んだこと、それは、自身の自尊心の低さを嘆き、反省し、高めようとする努力をする前に、まずは自分自身以外のことに目を向ける癖をつけなければダメだということです。主語が自分にならなければ、自尊心の低さから、他人との軋轢を生むことも傷つけることも減るかと思います。そして、主語が自分になってしまっても、自分が傷つくような解釈をしてしまわないこと。まずはそこから意識することが大切かと思います。

 

本日も「Happy Method」をお読みくださり、ありがとうございました。
皆さまが幸福を感じて日々過ごすことができますように。