Happy Method

健康的な心・体・思考・行動・習慣で幸せに生きる方法





健康とは何か?幸福感度を高めるために必要な「健康」の定義

 

豊かで便利な生活を送ることができるようになった反面、少子高齢化社会となり、生活習慣病患者も増え、年々健康への意識の高さが増している現代。

「生活リズムアドバイザー」「健康リズムカウンセラー」の上位資格である「健康管理士一般指導員」の資格説明会を受講したときのことですが、一般的な資格取得説明会と比べ、明らかに年配の方の受講者が多く、中にはご夫婦で参加していらっしゃる方々もお見かけして、先輩方の健康管理に対する意識の高さ…というよりも、どこか危機感に近いものを感じ、驚いたことを覚えています。

心身が健康な状態であること。

これは、人間が幸せに生きるために必要不可欠なことだと私が考えているものですが、でも、よくよく考えてみると、健康ってどんな状態のことを指すのかわからなくなってしまうことってありませんか?

私は「体と心が元気な状態」と捉えていますが、「健康診断」で診断されるのは主に体の状態だけですし、いつしか「メンタルヘルス」という言葉ができたように、本来は心身一緒に考えられていたことが、今では別々に切り離して考えられるようになりました。

「健康」とは何か。何をもって「健康」だというのか?

本日は健康の定義についておさらいしておきたいと思います。 

 

健康の定義 

「デジタル大辞泉」では、「健康」は以下のように説明されています。

【健康】

1.異状があるかないかという面からみた、からだの状態。
2.からだに悪いところがなく、丈夫なこと。また、そのさま。
3.精神の働きやものの考え方が正常なこと。また、そのさま。健全。

また、健康に関する定義のうち、最も有名でよく紹介されているのは、世界保健機構(WHO:World Health Organization)憲章にある以下の内容です。

「健康とは、身体的、精神的ならびに社会的に完全に良好な状態にあることであり、単に病気や虚弱ではないことにとどまるものではない。到達しうる最高度の健康を享受することは、人種・宗教・政治的信念・経済的ないし社会的地位のいかんにかかわらず、すべての人類の基本的権利の1つである」

簡単に要約すると、「健康とは、病気や虚弱ではない、ということだけでなく、身体的には体力値が高く、知的には適切な教育を受け、社会的(家族、地域社会、職場)には豊かな人間関係があり、精神的にも安定している状態」だということです。

ちなみに、日本国憲法第25条では、

「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」

と定められており、健康はすべての国民が享受すべき基本的な権利(基本的人権)であり、それを守る責任が国にある、ということが明記されています。

 

つまり、世界や国が定める健康の定義とは、

健康=身体・精神・社会面でのすべてが良好な状態。

こうして見ると、現状とのGAPに、理想論…と思われる方もいらっしゃるかと思います。(実際、現実的ではないという批判もあるようです…)。

 

そこで生まれたのが、1984年に当時の厚生大臣(現厚生労働大臣)の私的諮問機関として発足された「国民健康会議」による健康の捉え方です。

健康は無病息災な状態だけでなく、一病息災でも考えられるという「病気と共生する健康」

現代の日本に一番フィットしているのではないでしょうか。

 

健康も幸せと同じように実は主観的なもの

以上、3つの定義をご紹介しましたが、いかがでしたか。私はこれらを勉強した際、知識としては必要だけれど、幸せと同じように、個人によって健康の定義は変わるのではないかと思いました。

実際、自分が健康であるか健康でないかと言った主観的な健康感や健康度の自己評価は、身体的なものと精神的なものがあり、医学的な検査データなどだけでは表現できない健康指標と考えられています。中でも精神的側面である環境や生活に対しての欲求や期待には個人差があるので、健康度を図るのは難しいでしょう。

そして何より、幸せは他人に与えられるものではないのと同じように、健康も他人が与えてくれるものではありません。上記でご紹介したように、国や世界で決められているから健康な状態が自分たちには保障されている、と安心できないことはおわかりかと思います。幸福感と同じように、健康維持には「自ら健康感を高めること」も大切なのです。

ただ、「幸せ」と違い、「健康」になるための方法はすでに多くが解明されていますし、教育でも必要最低限のことは学んでいます。ですので、あとはより自分に必要なことを知り、知識を得て行動するだけ。まずは、「ご自身の健康状態」を振り返ってみてくださいね。

 

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
皆さまが健やかな生活を送ることができますように。